外耳良性腫瘍(読み)がいじりょうせいしゅよう(その他表記)Benign Tumor of External (anditory) Meatus

家庭医学館 「外耳良性腫瘍」の解説

がいじりょうせいしゅよう【外耳良性腫瘍 Benign Tumor of External (anditory) Meatus】

[どんな病気か]
 耳介(じかい)や外耳道(がいじどう)にできる良性の腫(は)れものです。
 耳介周囲には、線維腫(せんいしゅ)、血管腫(けっかんしゅ)、粉瘤(ふんりゅう)などが、外耳道には、乳頭腫(にゅうとうしゅ)、骨腫(こつしゅ)などが発生します。これらは、そう頻度の高い病気ではありません。
 腫瘍の形成そのものが主症状で、腫瘍が外耳道をふさぐ程度によっては、伝音難聴(でんおんなんちょう)になります。
[検査と診断]
 視診(ししん)のほか、発生した部位によってはX線検査、CTが必要になります。
 悪性腫瘍との鑑別のために、組織を微量採取して顕微鏡で見て調べる生検(せいけん)が行なわれることもあります。
[治療]
 腫瘍を切り取る腫瘍摘出術(しゅようてきしゅつじゅつ)が唯一の治療法です。
 難聴などの症状がひどくなく、外見も問題なく、本人も気にしていなければ、治療をせずに経過をみることもあります。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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