多故(読み)たこ

精選版 日本国語大辞典 「多故」の意味・読み・例文・類語

た‐こ【多故】

  1. 〘 名詞 〙 むずかしい事件の多いこと。困難の多いこと。多事。多難。
    1. [初出の実例]「由迂途之阻、雨雪之妨加以世事多故焉爾」(出典:古学先生文集(17C後頃)六)
    2. [その他の文献]〔国語‐鄭語〕

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普及版 字通 「多故」の読み・字形・画数・意味

【多故】たこ

多難多事。〔史記、陳丞相世家論賛〕呂后の時にんで、事多故なり。然れども(陳)(つひ)に自らし、宗を定め、榮名を以てへ、賢相せらる。豈に始めを善くしりを善くする(ゆえ)ならずや。

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