精選版 日本国語大辞典 「多故」の意味・読み・例文・類語 た‐こ【多故】 〘 名詞 〙 むずかしい事件の多いこと。困難の多いこと。多事。多難。[初出の実例]「由二迂途之阻、雨雪之妨一加以二世事多故一焉爾」(出典:古学先生文集(17C後頃)六)[その他の文献]〔国語‐鄭語〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「多故」の読み・字形・画数・意味 【多故】たこ 多難多事。〔史記、陳丞相世家論賛〕呂后の時にんで、事多故なり。然れども(陳)、(つひ)に自らし、宗を定め、榮名を以てへ、賢相とせらる。豈に始めを善くしりを善くする(ゆえ)ならずや。字通「多」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報