雨雪(読み)ウセツ

デジタル大辞泉 「雨雪」の意味・読み・例文・類語

う‐せつ【雨雪】

雨と雪。
雪が降ること。雪を降らせること。また、降る雪。
「天大―ならずとも、深山高峰の冬の夜は」〈正法眼蔵・行持下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雨雪」の意味・読み・例文・類語

う‐せつ【雨雪】

〘名〙
① 雨と雪。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二八泉水を埋め車道を作り、門より家に通して雨雪の害なからしむ」 〔斉書‐東侯本紀〕
② 雪が降ること。また、降る雪。
※正法眼蔵(1231‐53)行持下「天大いに雨雪ならずとも、深山高峰の冬の夜は」 〔詩経小雅・頍弁〕

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普及版 字通 「雨雪」の読み・字形・画数・意味

【雨雪】うせつ

雪ふる。唐・杜審言〔味道に贈る〕詩 邊聲、羌笛を亂し 氣、戎衣を卷く 雨、關山く 風霜、木稀なり

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