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多柱室 たちゅうしつhypostyle hall

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多柱室
たちゅうしつ
hypostyle hall

古代エジプトの建築で多くの柱が並んでいる広間のこと。神殿建築の場合,中庭と内陣との間に多柱室が造られる。中央の通路をはさんで左右対称に柱が並んでおり,特に中央の2列だけが他よりも高く,欄間にあたる部分に,採光と通風のための窓が開けられることもあった。ルクソールカルナックにあるアモン大神殿の多柱室は 10.2m× 53mの広さで,中央の2列 12本は開花型のパピルス柱で高さ 23m,直径 3.3m,他の 122本は高さ 17mの未開花型のパピルス柱というエジプト最大の壮大な規模をもっている。

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