多見(読み)たけん

精選版 日本国語大辞典 「多見」の意味・読み・例文・類語

た‐けん【多見】

  1. 〘 名詞 〙 多く見ること。見聞が広いこと。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「己が多見(タケン)文力の赤味噌あげ置しを」(出典談義本・教訓乗合船(1771)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「多見」の読み・字形・画数・意味

【多見】たけん

多くみて学ぶ。〔論語、為政〕多く見て殆(あやふ)きを闕(か)き、愼みて其の餘を行へば、則ちい寡(すく)なし。

字通「多」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android