多賀城の碑(読み)たがじょうのひ

精選版 日本国語大辞典 「多賀城の碑」の意味・読み・例文・類語

たがじょう【多賀城】 の 碑(ひ)

宮城県多賀城市の多賀城址にある古碑。壺の碑(坪碑)ともいう。高さ一・八六メートル。碑面に、京、蝦夷常陸下野靺鞨(まっかつ)国の境からの距離、多賀城設置と修造由来を書き、天平宝字六年(七六二)の年号をしるす。古代三碑の一つ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android