夜坐(読み)やざ

精選版 日本国語大辞典 「夜坐」の意味・読み・例文・類語

や‐ざ【夜坐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜、寝ないですわっていること。
    1. [初出の実例]「紙窓夜坐鉄檠下 一点寒燈照寂寥」(出典:狂雲集(15C後)慚愧苴)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐劉武周伝〕
  3. 禅宗暁天坐禅に対して、初夜(午後七時から九時まで)の坐禅の称。
    1. [初出の実例]「夜座静に月を待ては影を伴ひ、燈を取ては罔両に是非をこらす」(出典:俳諧・幻住菴記(1690頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む