夜越川(読み)よるこしがわ

日本歴史地名大系 「夜越川」の解説

夜越川
よるこしがわ

大膳だいぜん池・佐の子さのこ池はじめ、清水きよみず永山ながやま堀之内ほりのうち牛堀茂木もとぎなど各地の溜池からの水流を集め、北利根川(常陸利根川)に合流する。全長約二・三キロ。村境を流れるのでさかい川ともよばれた。夜越川の名の由来は、大永二年(一五二二)島崎氏が同族の永山氏を攻めたとき、島崎領と永山領の境川を夜に紛れて渡り、永山氏を滅ぼしたことによると伝えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む