茂木(読み)もぎ

日本大百科全書(ニッポニカ)「茂木」の解説

茂木
もぎ

長崎市南東部の一地区。旧茂木町。長崎の中心市街地へは田上(たがみ)峠を経て、茂木街道を通ずる。橘(たちばな)に面し、天草(あまくさ)の富岡(とみおか)港へはフェリーを通ずる。半農半漁の地区で、ビワの出荷量は全国第1位で、茂木ビワの名で知られる。原木碑によれば、約150年前、中国南部から伝わった種子を地元の女性三浦シオ(1818―1897)が育てたという。

[石井泰義]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「茂木」の解説

茂木
もぎ

長崎県南部,長崎市中部の旧町域。橘湾 (千々石湾) に面する。 1962年長崎市に編入茂木びわの特産地として知られるが,近年ミカン園が増加。茂木漁港は沿岸一本釣り漁業の基地で,生簀料理店が多く,長崎市郊外の高級料飲街をなす。天草下島富岡港 (熊本県苓北町) との間に定期航路がある。

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デジタル大辞泉プラス「茂木」の解説

茂木

長崎県、鹿児島県、香川県などで多く生産されるビワ。果実の大きさは30~40グラム程度、果皮橙色で肉質はやわらかく甘味が強く、酸味は少なく食味良好。国産ビワの主要品種で、江戸時代に中国からもたらされたといわれる。

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百科事典マイペディア「茂木」の解説

茂木【もぎ】

長崎市南部の一地区。千々石(ちぢわ)湾に臨む漁港。古くからビワの主産地として知られ,近年はミカン,ナシも栽培。市の中心部から国道324号線が通じ,天草諸島へ航路がある。

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