牛堀町(読み)うしぼりまち

日本歴史地名大系 「牛堀町」の解説

牛堀町
うしぼりまち

面積:一八・五一平方キロ

郡の南部にあり、霞ヶ浦・北利根川(常陸利根川)・横利根川の合流点に位置する。東は潮来いたこ町、西と南は稲敷いなしきあずま村・千葉県佐原市、北は麻生あそう町に接する。町の北・東部は行方台地(標高約三〇メートル)の一部で、畑地と平地林を形成し、南・西部は霞ヶ浦・北利根川沿いの低地で、水田が広がる。街並は霞ヶ浦・北利根川東岸の国道五一号・三五五号の両側に形成され、北東部の台地上には古くからの集落が散在している。

明治二二年(一八八九)の町村制施行により島須します上戸わど二村が合併して八代やしろ村、清水きよみず永山ながやま茂木もとぎ牛堀うしぼり堀之内ほりのうちの五村が合併して香澄かすみ村となった。同四三年の八代村は戸数三八〇・人口二千四七四(八代村是)、同年の香澄村は戸数四七六・人口二千四七二で旅館・飲食店の比率が高い(香澄村是)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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