夢の曲(読み)ゆめのきょく(その他表記)Drömspelet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「夢の曲」の意味・わかりやすい解説

夢の曲
ゆめのきょく
Drömspelet

スウェーデン劇作家 A.ストリンドベリ戯曲。 14場。 1902年刊,07年スウェーデン劇場で初演ヒンドゥー教の主神インドラの娘が,人間の生活を体験するために地上に降りてくる。彼女は「士官」や「法律家」や「詩人」など多くの人物たちに会うが,人間はすべて抑圧者か被抑圧者であり,この世は悲惨苦悩に満ちており,まだしもそれから自由なのは「詩人」であることを知り,天に戻る。 06年プロローグが書き加えられた。

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