夢想開(読み)むそうびらき

精選版 日本国語大辞典 「夢想開」の意味・読み・例文・類語

むそう‐びらきムサウ‥【夢想開】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神仏による夢のお告げを皆に披露すること。また、その催し。
    1. [初出の実例]「御むそうひらきを、せんやとて、さんかひのちんぶつ、こくどのくゎしを、ととのへ、七日七やの、さかもりなり」(出典:御伽草子・さよひめ(室町時代小説集所収)(室町末))
  3. 連歌俳諧で、夢の中で神仏の暗示を得てできた句を発句として、連歌・連句を行なうこと。
    1. [初出の実例]「須田八兵へ所にて夢想開有」(出典:梅津政景日記‐元和二年(1616)一二月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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