デジタル大辞泉 「夢更」の意味・読み・例文・類語 ゆめ‐さら【夢更】 [副]《「ゆめにも」と「さらに」との意味が複合してできた語か》(あとに打消し、禁止を表す語を伴って)少しも。夢にも。「自分ひとり…困ってるのは―楽なことではない」〈中勘助・銀の匙〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「夢更」の意味・読み・例文・類語 ゆめ‐さら【夢更】 〘 副詞 〙 ( 「ゆめにも」と「さらに」との意味が複合してできた語か ) 下に打消・禁止の語を伴って用いる。すこしも。いささかも。夢にも。[初出の実例]「ここにお前がゐようとは、夢(ユメ)さらおらア知らなんだ」(出典:歌舞伎・蔦紅葉宇都谷峠(文彌殺し)(1856)大切) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例