大一番(読み)オオイチバン

デジタル大辞泉 「大一番」の意味・読み・例文・類語

おお‐いちばん〔おほ‐〕【大一番】

相撲などで、優勝を左右するような大事な取組試合
同類の中でいちばん大形であること。
「―の丸髷まるまげ姿を見ると」〈荷風雪解

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精選版 日本国語大辞典 「大一番」の意味・読み・例文・類語

おお‐いちばんおほ‥【大一番】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 丸髷(まるまげ)で、形が一番大きいこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「丸髷は細君髷にして〈略〉形(かた)の大いなるを大(オホ)一番とし、若きより齢を加ふるに従ひ、番を追ふて小にす」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)
  3. 競技で、優勝や王座の決定などを左右するような大事な取組み、試合。

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