大中島町
おおなかじまちよう
[現在地名]三島市本町・広小路町
三島町のほぼ中央に位置し、東海道沿いに小中島町の西に続く。三島宿成立当初からの中心的な町。伝馬町・久保町・小中島町とともに親町などとよばれて一段格上にみられたという。寛文四年(一六六四)の三島代官伊奈忠公掟書写(世古家文書)に町名がみえ、三島宿の伝馬役を最初に負担した。貞享五年(一六八八)の家数四〇(家持三〇・借家一〇)、町の長さ一〇五間(三島町外万覚帳)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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