ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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静岡県三島市大宮町に鎮座。当地は東海道三島宿の中心であるとともに、古くは伊豆国の国府の所在地であり、現在も伊豆半島方面への入口となる交通の要衝である。『延喜式(えんぎしき)』神名帳では伊豆国賀茂(かも)郡四十六座の筆頭に「伊豆三島神社」がみえ、当時は伊豆白浜の地に妃神とされる伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)神社と並んで鎮座していたものが、のちに伊豆国の国府であった現在地に勧請(かんじょう)され、国司の祭祀(さいし)するところとなったのであろう。850年(嘉祥3)従(じゅ)五位上、859年(貞観1)従四位上、864年正四位下、868年従三位(さんみ)の神階が授けられている。また源頼朝(よりとも)は挙兵にあたってことに神威を仰いだことから、鎌倉に開府ののちにも社領を寄せ、伊豆箱根二所権現(にしょごんげん)とともに特遇した。祭神は大山祇神(おおやまづみのかみ)、事代主(ことしろぬし)神ほか三座。例祭は8月16日で、頼朝公旗上げ行列などの催しがある。1月7日の特殊神事田祭りは静岡県無形文化財。国宝北条政子(まさこ)奉納梅蒔絵(うめまきえ)手箱、『日本書紀』古写本(三島本)、宗忠(むねただ)銘太刀(たち)(国重要文化財)のほか多数の古文書、刀剣等を社宝として蔵する。社家の矢田部氏の祖は伊豆国造(くにのみやつこ)矢田部宿禰(やたべのすくね)とされ、伊予国(香川県)大三島(おおみしま)の大山祇神社社家の越智(おち)宿禰と同じく物部(もののべ)氏系であることなど両社の由縁がうかがわれる。
[佐野和史]
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【古代】
東海道に属する下国(《延喜式》)。田方,那賀(仲とも),賀茂の3郡からなり,国府は田方郡に置かれ,三島市の三嶋大社付近にあったといわれている。《国造本紀》の伊豆国造条には,〈神功皇后の御代,物部連(むらじ)の祖,天桙(あめのぬぼこ)命8世の孫,若建命を国造に定め賜う。…
※「三嶋大社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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