大伴子虫(読み)おおともの こむし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大伴子虫」の解説

大伴子虫 おおともの-こむし

?-? 奈良時代官吏
長屋王につかえ,目をかけられた。天平(てんぴょう)10年(738)左兵庫少属(さひょうごのしょうさかん)のとき中臣宮処東人(なかとみのみやこの-あずまひと)をきり殺す。東人は神亀(じんき)6年長屋王の謀反(むほん)を密告した人物で,囲碁最中に王のことが話題になり犯行におよんだ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android