大内玉江(読み)おおうち ぎょくこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大内玉江」の解説

大内玉江 おおうち-ぎょくこう

1784-1854 江戸時代後期の儒者
天明4年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。農民出身で小宮山楓軒(ふうけん)に師事し,天保(てんぽう)2年から郡方につとめる。14年彰考館にはいり,弘化(こうか)2年藩校弘道館訓導となり,4年歌道方をかねる。嘉永(かえい)7年7月19日死去。71歳。名は正敬。字(あざな)は子行。通称は与一郎。著作に「国制摘録(てきろく)」「常陸名家譜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android