大円法(読み)だいえんほう

最新 地学事典 「大円法」の解説

だいえんほう
大円法

great circle method

残留磁化の測定結果から古地磁気方位を決定する方法の一つ。段階消磁によって直線的に減衰する残留磁化ベクトル(直線成分)が分離されず,残留磁化の方位がある平面上で連続的に変化する(ステレオ投影図で大円に沿って変化する)場合,その最適大円を決定する。複数の試料で大円に沿う方位変化が認められ,それらが同一の方位に向かう場合,その方位は複数の試料に共通して隠されている残留磁化方位の可能性がある。最適大円だけを組み合わせて求める方法と最適大円と直線成分を組み合わせて求める方法があり,一般に後者の方が方位の信頼性が高い。参考文献:P.L.McFadden et al.(1988) Earth Planet. Sci. Lett., Vol. 87: 161

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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