日本歴史地名大系 「大原口町」の解説 大原口町おおはらぐちちよう 京都市:上京区京極学区大原口町上京区今出川通寺町西入今出川(いまでがわ)通を挟む両側町で、東は寺町(てらまち)通。京都七口の一つ「大原口」に開けた町。「京羽二重」に「大原口、寺町通今出川通東河原へ出る所」と記し、京都御役所向大概覚書は「京七口」として「大原口 賀茂川西ニテハ 近江路今出川之由 若狭路」とある。中世この辺りは「大原ノ辻」ともよばれ、「華頂要略」正応三年(一二九〇)八月二八日条に「出雲路南行至大原ノ辻 大原ノ辻東行至西阪本、則登山」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by