大原木(読み)オハラギ

デジタル大辞泉 「大原木」の意味・読み・例文・類語

おはら‐ぎ【大原木】

大原女京都売りに来るたきぎかまどで蒸して黒くしたもの。黒木。おおはらぎ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大原木」の意味・読み・例文・類語

おはら‐ぎ【大原木・小原木】

〘名〙 京都近郊の大原で産出し、大原女が京都に売りに来る、黒く蒸した薪(たきぎ)。黒木。おおはらぎ。
七十一番職人歌合(1500頃か)九番「かこたるる身の程ならばおはら木のふすべらるるも嬉しからまし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android