大和いも

デジタル大辞泉プラス 「大和いも」の解説

大和いも

奈良県御所市天理市で生産されるヤマノイモ表皮が黒いものは大和薯、白いものは伊勢薯と呼ばれる。肉質は緻密で粘度が高く、和菓子原料などに用いられる高品質のヤマノイモ。ナガイモの渡来前から自生しており、『東大寺正倉院文書』にも高級食材としての記述がある。奈良県により「大和野菜」に選定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

事典 日本の地域ブランド・名産品 「大和いも」の解説

大和いも[根菜・土物類]
やまといも

近畿地方、奈良県の地域ブランド
主に御所市で生産されている。東大寺正倉院文書には高級食品であったと記載されている。形が整っているため、でこぼこも少ない。肉が緻密で粘度も高ことから、すりおろしてトロロにもできる。大和野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む