日本歴史地名大系 「大堂村」の解説 大堂村おおどうむら 佐賀県:佐賀郡諸富町大堂村[現在地名]諸富町大字大堂字大堂・橋津(はしづ)筑後国道海島(どうかいじま)(現福岡県大川市)と大堂川をもって境する堤塘集落。北を佐賀江(さがえ)が流れ、水運に恵まれる。中世には河副(かわそえ)庄に含まれた地であったと思われる。慶長絵図に「大堂 高千三百五十二石六斗七升四合」とあり、正保絵図に村名がみえる。天明三年(一七八三)の郷村帳には大堂村の小字として渡場・古賀・永仁寺・野町・戌亥隅・木下の名がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by