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大場松魚 おおば しょうぎょ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大場松魚 おおば-しょうぎょ

1916-2012 昭和-平成時代の漆芸家。
大正5年3月15日生まれ。父宗秀,松田権六(ごんろく)にまなぶ。日展,日本伝統工芸展などで活躍し,伊勢神宮式年遷宮(せんぐう)の神宝制作や中尊寺金色堂の修理にたずさわった。昭和52年金沢美術工芸大教授。平文(ひょうもん)技法にすぐれ,57年蒔絵(まきえ)で人間国宝。62年日本工芸会副理事長,63年石川県立輪島漆芸技術研修所所長。平成24年6月21日死去。96歳。石川県出身。石川県立工業卒。本名は勝雄。作品に「漆之宝石箱」「平文薄(すすき)の棚」「平文富士光平棗(ひらなつめ)」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大場松魚
おおばしょうぎょ
(1916―2012)

漆芸(しつげい)家。本名勝雄。石川県金沢市に生まれる。石川県立工業学校卒業。父宗秀に就いて漆塗りの技術を修業。1943年(昭和18)から2年間上京、同郷の先輩松田権六(ごんろく)に就いて漆工全般を習得、のち帰郷して作家活動を行う。伊勢(いせ)神宮式年遷宮御神宝の制作や、中尊寺金色堂の修理を松田権六のもとで行う。日展、伝統工芸展で受賞を重ねるが、とくに、平文(ひょうもん)の技法に優れ、現代的図案と精緻(せいち)な技術が調和した作品を制作している。金沢美術工芸大学名誉教授。1982年(昭和57)に国の重要無形文化財「平文」保持者に認定された。[郷家忠臣]
『大場松魚・島崎丞・柳橋眞著、大堀一彦撮影『蒔絵大場松魚』(1997・アローアートワークス)』

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