大夫成(読み)たゆうなり

精選版 日本国語大辞典 「大夫成」の意味・読み・例文・類語

たゆう‐なり タイフ‥【大夫成】

〘名〙
遊女が出世して、大夫身分になること。たゆうあがり。
評判記色道大鏡(1678)三「太夫成(たいふナリ)の日より出続る事、五十日、或三十日」
一座を代表する立女形(たておやま)になること。
浮世草子男色大鑑(1687)五「千之丞太夫(タイフ)なりの時分より深く申かはして逢ぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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