大寧衛(読み)たいねいえい(その他表記)Da-ning-wei; Ta-ning-wei

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大寧衛」の意味・わかりやすい解説

大寧衛
たいねいえい
Da-ning-wei; Ta-ning-wei

中国,明代の軍隊編制である衛所の一つで,遼の中京大定府,金の北京大定府。元代に大寧路と改め,明代に大寧衛が設けられた。靖難の変に際し,当地に封じられていた寧王権が燕王 (のちの永楽帝 ) に襲撃されると,その地は燕王に味方したウリヤンハイ (兀良哈) に与えられ,以来モンゴルのハラチン (喀喇沁) 部の拠るところとなった。すなわち熱河の平泉,赤峰,朝陽などの県の地である。

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