朝陽(読み)チョウヨウ

デジタル大辞泉 「朝陽」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐よう〔テウヤウ〕【朝陽】

朝日日の出
山の東。山東

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精選版 日本国語大辞典 「朝陽」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐ようテウヤウ【朝陽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あさひ。日の出。旭日(きょくじつ)朝暉(ちょうき)朝旭朝暾(ちょうとん)
    1. [初出の実例]「山谷幽閑秋霧深、朝陽不見幾千尋」(出典新撰万葉集(893‐913)上)
  3. 山の東。山東。〔書言字考節用集(1717)〕 〔詩経大雅巻阿

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普及版 字通 「朝陽」の読み・字形・画数・意味

【朝陽】ちようよう(てうやう)

朝日。山の東側の陽を受けるところ。〔詩、大雅、巻阿〕鳳皇(ほうわう)鳴けり 彼の高岡に 梧桐(ごどう)生ず 彼の陽に (ほうほう)(せいせい) (ようよう)(かいかい)たり

字通「朝」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「朝陽」の意味・わかりやすい解説

朝陽
ちょうよう / チャオヤン

中国遼寧(りょうねい)省西部の地級市。大凌河(たいりょうが)の中流部に沿う。2市轄区、2県、1自治県を管轄し、2県級市の管轄代行を行う(2016年時点)。常住人口354万5000(2000)。清(しん)代に朝陽県が置かれ、1959年その中心地区に市制が敷かれ、1964年に撤廃されたが1979年に復活した。石炭工業のほか、機械、鉄鋼、タイヤ、合成繊維などの工業が立地する。周囲は石炭、鉄、石綿などの地下資源に富み、コウリャントウモロコシワタを産し、リンゴ、ナシなどの果樹も多い。錦承線(錦州(きんしゅう)―承徳(しょうとく))が通じる。市街近くに朝陽空港がある。

[河野通博・編集部 2017年4月18日]

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百科事典マイペディア 「朝陽」の意味・わかりやすい解説

朝陽【ちょうよう】

中国,遼寧省西部の都市。旧名は塔子溝。大凌河左岸にあって帆船運航の終点。錦承鉄路(綿州〜承徳)に沿う。旧熱河省の東端にあたり交通の要地。付近の農産・畜産品を集散する。遼時代の2古塔が残る。61万人(2014)。

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