大屋権平(読み)オオヤ ゴンペイ

20世紀日本人名事典 「大屋権平」の解説

大屋 権平
オオヤ ゴンペイ

明治・大正期の鉄道技術者



生年
文久2年2月22日(1862年)

没年
大正13(1924)年3月31日

出身地
周防国岩国(山口県)

学歴〔年〕
東京大学理科大学土木工学科〔明治16年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔明治34年〕

経歴
周防岩国藩士・大屋定保の長男に生まれる。陸軍省御用掛となり、明治19年鉄道技師として東海道線建設参加、ついで名古屋鉄道作業局出張所所長を務める。30年鉄道技監となり、34年鉄道事業の視察調査に欧米に赴く。35年帰国し、36年から京釜鉄道敷設に工場長として従事。42年鉄道院技監に進み、朝鮮総督府鉄道局長官となって朝鮮鉄道の完成に尽力する。大正6年官を辞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大屋権平」の解説

大屋権平 おおや-ごんぺい

1862-1924 明治-大正時代の技術者。
文久2年2月22日生まれ。陸軍省御用掛となり,明治19年鉄道技師として東海道線の建設に参加。30年鉄道技監となり,36年から京釜鉄道敷設に工事長として従事。のち鉄道院技監,朝鮮総督府鉄道局長官をつとめた。大正13年3月31日死去。63歳。周防(すおう)(山口県)出身。東京大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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