大師山(読み)だいしやま

日本歴史地名大系 「大師山」の解説

大師山
だいしやま

石原集落の東南にある約一二〇―一三〇メートルの山。文化年間の初め、下佐々木しもささき村の谷善右衛門が、弘法大師の夢告によって、この地を卜し、四国八十八ヵ所の観音を勧請してから大師山とよばれるようになった。第一番から第四番までは、石原の中心小字市場いちばに、それからヌクモ山に登り、西南の三ツ池の辺りに下り、さらに竹田街道の西の台地の縁に沿って北に向かい、八八番の洞玄とうげん寺で終わる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android