デジタル大辞泉 「竹田街道」の意味・読み・例文・類語 たけだ‐かいどう〔‐カイダウ〕【竹田街道】 京都市街地から南へ伸びる道路の呼び名。八条通りから伏見区竹田を通り、京都外環状線に至る。全長約6.8キロ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「竹田街道」の解説 竹田街道たけだかいどう 京都市:伏見区竹田街道伏見から、竹田を経て京都に至る街道。伏見街道とともに代表的な京街道である。江戸時代における伏見町の西北隅にあたる雁金(かりがね)町・加賀屋(かがや)町から北へ進む道筋が竹田街道で、北上して竹田村の東端を通り、京都の東洞院(ひがしのとういん)通に通じていた。「拾遺都名所図会」に、竹田は「鳥羽のひがしにあり。洛陽東洞院、油小路等の南に当りて、伏見往来の順路なり」と記し、旅人らしき人々の往来する道の傍らを、二両の牛車が通る光景の挿図を配し、「竹田街道を通ふ車牛(くるまうし)ハ、日毎に伏見より都へ貨物を積登る也。炎暑には、夜を日にかへて牽通ふハ、牛の疲れざる要意にして、牛を飼ふのならひなりとそ」と注記する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報