大幢寺(読み)だいどうじ

日本歴史地名大系 「大幢寺」の解説

大幢寺
だいどうじ

[現在地名]宮村 山下下

山下やました集落の砂畑すなばたにあり、宮川を挟んで水無みなし神社と対する。曹洞宗、神護山と号し、本尊は十一面観音。「飛州志」に応安年間(一三六八―七五)大幢寺に了堂という有名な僧がいたとあるが、開基の伝奥が当寺を再興したのが天文八年(一五三九)なので、了堂はそれよりおよそ一七〇年前来住していることになる。了堂は能登総持寺二祖峨山の門下二十五哲の一人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む