日本歴史地名大系 「大平新田」の解説 大平新田たいへいしんでん 三重県:桑名市大平新田[現在地名]桑名市大平町現桑名市の南部にあり、福本(ふくもと)新田の南に位置する。東は揖斐(いび)川の河口で、もとは海浜であった所を開発した低湿地。「桑名郡志」によると文政四年(一八二一)九月、美濃高須(たかす)の中西佐五兵衛の開発で、佐五兵衛新田ともいう。同一〇年の桑名領郷村案内帳には家数九、人数五一、牛三とあり、鎮守に一目連(いちもくれん)神を記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by