大庭さち子(読み)オオバ サチコ

20世紀日本人名事典 「大庭さち子」の解説

大庭 さち子
オオバ サチコ

昭和期の小説家



生年
明治37(1904)年7月10日

没年
平成9(1997)年3月15日

出生地
京都府

本名
片桐 君子

学歴〔年〕
同志社女専英文科〔大正14年〕卒

主な受賞名〔年〕
サンデー毎日」大衆文芸賞第一席(第25回)〔昭和54年〕「妻と戦争

経歴
京都華頂高女で教師を務める傍ら小説を執筆し、昭和14年「妻と戦争」が「サンデー毎日」大衆文芸賞で首席当選する。以後「夜の奇蹟」「夜の暦」などを刊行。またトレース「女の兵舎」の翻訳や、「ベートーベン」などの伝記作品もある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大庭さち子」の解説

大庭さち子 おおば-さちこ

1904-1997 昭和時代の小説家。
明治37年7月10日生まれ。京都華頂高女で教師をつとめる。昭和14年「サンデー毎日」大衆文芸賞に「妻と戦争」が首席当選。戦後の作品に女性の生理心理をえがいた「夜の奇蹟」「夜の暦」,翻訳にトレース「女の兵舎」などがある。平成9年3月15日死去。92歳。京都出身。同志社女専卒。本名は片桐君子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「大庭さち子」の解説

大庭 さち子 (おおば さちこ)

生年月日:1904年7月10日
昭和時代の小説家
1997年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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