大庭寺村(読み)おばでらむら

日本歴史地名大系 「大庭寺村」の解説

大庭寺村
おばでらむら

[現在地名]堺市大庭寺おおばでら桃山台ももやまだい四丁

太平寺たいへいじ村の南にあり、村の東端部を石津いしづ川が北流する。大場村とも書かれた(泉州志補遺)。大鳥郡に属する。村内に深田・野田尾の小字がある。文中元年(一三七二)一二月九日の長慶天皇綸旨(岩崎小弥太氏所蔵文書)によると、河西卿房に対し「若松庄内大庭寺別当職」の管領が命ぜられている。応永三一年(一四二四)九月一二日の大庭寺曼荼羅供職衆請定状(法道寺文書)に「大寺」の寺名がみえる。

文禄三年(一五九四)太閤検地では一反を二五〇歩の計算で検地され、太平寺村とともに七七五石余(小谷憲一家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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