大廈の倒れんとするは一木の支うる所に非ず(読み)たいかのたおれんとするはいちぼくのささうるところにあらず

故事成語を知る辞典 の解説

大廈の倒れんとするは一木の支うる所に非ず

国家や組織などが崩壊しつつあるときには、一人の力ではとうてい支えきれないことのたとえ。

[使用例] もはやこうなれば大廈の倒るる一木のよくささうるところにあらず、である[花田清輝鳥獣戯話|1960~62]

[由来] 「ぶんちゅう―事君」に出て来ることばから。七世紀、ずい王朝の時代の中国でのこと。学者おうとう雅号文中子)の兄が、役人になってある町に赴任することになりました。本人はやる気に満ちていましたが、時は隋王朝が滅亡に向かいつつあったころ。王通は、ある弟子に「大廈のまさくつがえらんとするや、一木の支うる所に非ざるなり(大邸宅が今にも崩れそうなときには、一本の柱では支えきれない)」と心のうちをらしたということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む