大廈の倒れんとするは一木の支うる所に非ず(読み)たいかのたおれんとするはいちぼくのささうるところにあらず

故事成語を知る辞典 の解説

大廈の倒れんとするは一木の支うる所に非ず

国家や組織などが崩壊しつつあるときには、一人の力ではとうてい支えきれないことのたとえ。

[使用例] もはやこうなれば大廈の倒るる一木のよくささうるところにあらず、である[花田清輝*鳥獣戯話|1960~62]

[由来] 「文ぶん中ちゅう子し―事君」に出て来ることばから。七世紀、隋ずい王朝の時代の中国でのこと。学者の王おう通とう(雅号は文中子)の兄が、役人になってある町に赴任することになりました。本人はやる気に満ちていましたが、時は隋王朝が滅亡に向かいつつあったころ。王通は、ある弟子に「大廈の将まさに顚くつがえらんとするや、一木の支うる所に非ざるなり(大邸宅が今にも崩れそうなときには、一本の柱では支えきれない)」と心のうちを洩もらしたということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む