日本歴史地名大系 「大御堂廃寺」の解説 大御堂廃寺おおみどうはいじ 鳥取県:倉吉市駄経寺村大御堂廃寺[現在地名]倉吉市駄経寺町駄経寺(だきようじ)町集落の北側、字大御堂から隈廻(くままわり)にかけて位置する白鳳時代から奈良時代の寺院跡。駄経寺廃寺ともいう。寛保二年(一七四二)に著された「伯耆民談記」にも「今堂閣なし。駄経寺村の前なる田の中に少き台あり。是れ則ち大御堂と称するなり」と記載されるなど、その存在は古くから知られていたが、昭和二八年(一九五三)に工場敷地として埋立てられてしまった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by