大御身(読み)オオミミ

デジタル大辞泉 「大御身」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐み〔おほみ‐〕【大御身】

天皇のからだ。玉体ぎょくたい
「―に太刀取りかし」〈・一九九〉

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精選版 日本国語大辞典 「大御身」の意味・読み・例文・類語

おおみ‐みおほみ‥【大御身】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおみ」は接頭語 ) =おおみま(大御身)
    1. [初出の実例]「池辺大宮治天下天皇大御身労賜時」(出典:金銅薬師仏造像記(法隆寺所蔵)丁卯年(607か))

おおみ‐まおほみ‥【大御身】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおみ」は接頭語 ) 天皇のおからだ。おおみ。おおみみ
    1. [初出の実例]「卜御体 辞曰、於保美麻」(出典延喜式(927)一)

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