大御食神社
おおみけじんじや
[現在地名]駒ヶ根市赤穂 美女ヶ森
赤須村のほぼ中央、宮沢川の上流にあり、境内神域は古来大樹が茂り美女ヶ森とよぶ。古くは大田切川以南片桐地方(現上伊那郡中川村)まで氏子が分布していたという。祭神は日本武尊・五郎姫神・誉田別尊。明治五年(一八七二)郷社。
本社境内に流鏑馬所がある。これについては寛平三年(八九一)大和国春日神社より流鏑馬騎射の式を移し、本社の祭典に際し字宮の原でこれを行い、応永一五年(一四〇八)からは社内で執行するようになったという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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