大戸川ダム

共同通信ニュース用語解説 「大戸川ダム」の解説

大戸川ダム

大津市を流れる淀川水系の大戸川で国が計画する治水ダム。2008年、滋賀県知事だった嘉田由紀子氏は中止を求めて京都、大阪、三重の3府県知事と共同意見を発表。国は本体着工せず09年、凍結を盛り込んだ河川整備計画をまとめた。11年時点でダムの総事業費は約1080億円で、下流域ほど治水効果が高いとして滋賀が8億円、京都が129億円、大阪が187億円を負担するとされた。凍結後も予定地周辺の準備工事は続き、国は今年2月、建設を明記した計画変更案を公表住民や関係知事らの意見を踏まえつつ、4月以降の最終決定を目指す。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android