大揉(読み)おおもめ

精選版 日本国語大辞典 「大揉」の意味・読み・例文・類語

おお‐もめおほ‥【大揉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 意見相違などで大きな争いごとがおきること。また、その争い。
    1. [初出の実例]「あの子のことでもたびたび大(オホ)もめが有たのよ」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)
  3. ( 「もめ」は出費の意 ) 多額の費用をかけること。大変な出費がかさむこと。
    1. [初出の実例]「いろいろの手を尽し、美をかざりぬる大もめ、年中のせほろぼし」(出典:浮世草子・当世乙女織(1706)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む