大改野村(読み)おおがいのむら

日本歴史地名大系 「大改野村」の解説

大改野村
おおがいのむら

[現在地名]南国市大改野

高尻木たかじるき(八九七・四メートル)の東北麓に位置する山村。「土佐州郡志」に「属廿枝郷、去高知東北四里、東限大川、西限曾天須理石、南限向峯、北限笹之谷中川村、縦二拾町横拾五町」とみえ、北に中山、西に加羅谷がある。近世の郷帳類では上倉あげくら村に含まれる。

天正一六年(一五八八)の戸山分亀岩村西之内東之内地検帳によれば、近世の当村分は内題に「戸山西之内大萱野山地検帳」と記され、検地面積四町五反余、うち屋敷・畠四反余、切畑四町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android