大明司村(読み)だいみようじむら

日本歴史地名大系 「大明司村」の解説

大明司村
だいみようじむら

[現在地名]えびの市大明司

前田まえだ村の西、川内せんだい川北岸の河岸段丘上にある。北半は山岳に連なり、北端高野たかの岳。飯野いいの郷に属する。元禄六年(一六九三)書写の文禄二年(一五九三)諸県郡飯野内大明神村検地帳(薩隅日田賦雑徴)によれば、豊前坊手作分の田三町六反余(米四〇石余)・畠一町一反余(米六石余)、名請人は六名。寛文四年(一六六四)の諸県郡村高辻帳には大明司村とあり表高五二五石余。「三州御治世要覧」では内高九九九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android