大木六村
おおきろくむら
[現在地名]塩沢町大木六
魚野川と登川が合流する三角地帯中央から南方山間部一帯を占める。北は枝村小杉新田・大木六新田、東の登川対岸は長崎村、南に枝村吉山新田が山地の縁辺の集落原に隣接してあり、山地の集落小松沢で滝谷村に続く。西は徳田新田・仙石村・舞子村。古くから木六郷と称されている。寛正四年(一四六三)八月二二日の尻高亀鬼丸寄進状(龍泉院文書)の奥書に「越後国上田庄木六郷」とみえる。年不詳の上葺萱注文(雲洞庵文書)に、雲洞庵の上葺萱を供出する地に「千五百把 木六 尻高」がみえる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 