大木郷(読み)おおきごう

日本歴史地名大系 「大木郷」の解説

大木郷
おおきごう

戦国期の郷名で現黒沢(くろさわ)のうちの大木が遺称地とみられる。天正一〇年(一五八二)九月七日の徳川家印判状写(記録御用書本古文書)に「大木郷」とみえ、郷内七貫五〇〇文ほかが大木初千代(親照)の本領として安堵されている。翌一一年閏一月一四日にも徳川家康から安堵を再確認された(「徳川家康印判状写」同古文書)。当郷は土豪の大木氏の本拠地で、同氏は代々武田氏に所属し黒沢郷へも勢力を及ぼしていた(天正四年七月二一日「黒沢之郷棟別御改之日記」甲斐国志草稿本)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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