大松山村(読み)おおまつさんむら

日本歴史地名大系 「大松山村」の解説

大松山村
おおまつさんむら

[現在地名]吉井町石上いしかみ

石上いそのかみ村の北にあり、四方を囲む山々とその谷間に開けたわずかな平地からなる。古くは大松寺山村と称された(備陽記)。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)平岡ひらおか庄に大松山村とある。寛永備前国絵図には大松寺とみえ高三九石余。「備陽記」では田畠五町余、家数八(寺を含む)・人数三五、枝村大山おおやまふたどう

文化年間の「岡山藩領手鑑」では直高四二石余、蔵入。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android