大桑神社(読み)おおくわじんじや

日本歴史地名大系 「大桑神社」の解説

大桑神社
おおくわじんじや

[現在地名]結城市小森

小森こもり集落の中心やや北寄りに鎮座。祭神稚産霊命。旧村社。「結城御代記」によれば、結城七社の一つで、結城氏から保護をうけていた。別当の大桑山恵勝けいしよう浄福じようふく院の元朕が享保六年(一七二一)に書写した大桑神社由来書(野村利寛文書)に「阿波の斎部結城に下向の時、此所を御通りありしに大なる桑生して、国民蚕をこふ(中略)世に蚕をかいはむる事、此所より起る、故に自今日本国中にて結城種を用ひて、他の国の種を不用の故是なり」とあり、養蚕と深い関係をもっていたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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