20世紀日本人名事典 「大森金五郎」の解説
大森 金五郎
オオモリ キンゴロウ
明治〜昭和期の国史学者 学習院教授。
- 生年
- 慶応3年4月25日(1867年)
- 没年
- 昭和12(1937)年1月13日
- 出生地
- 下総国埴生郡又富(千葉県長生郡長南町)
- 学歴〔年〕
- 帝国大学(現・東京大学)文科大学国史学科〔明治27年〕卒
- 経歴
- 明治30年第一高等中学講師を経て、32年〜大正8年学習院教授、その後、実践女子専門学校、明大、早大、国学院大などで国史学を講じた。明治31年には日本歴史地理研究会の創立に参加。鎌倉時代、とくに源頼朝の研究家として知られ、晩年には“頼朝会”を主宰した。また年表の考案者としても知られる。著書に「大日本全史」(全3巻)「日本中世史論考」「武家時代之研究」(全3巻)「史伝史話」「現代日本史」「日本読史年表」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報