大極く柱(読み)だいこくばしら

精選版 日本国語大辞典 「大極く柱」の意味・読み・例文・類語

だいこく‐ばしら【大黒柱・大極柱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 民家の中央部に立つ最も太い柱。主に土間、表、内の三合にあたる柱で、建物の位置が定まったとき最初に立てられる。立初柱(たてそめばしら)
    1. [初出の実例]「きのえねの霜は大こくばしら哉」(出典:俳諧・山の井(1648)年中日々之発句)
  3. 転じて、一国・一家の中心となって支えている人物
    1. [初出の実例]「片付けて仕廻ふたら跡は嫁入一段計り。今んの内に山家やの大黒柱(だいコクバシラ)」(出典浄瑠璃・染模様妹背門松(1767)上)
    2. 「此十年の間日本の大黒柱は誰であったかと問へば」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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