大殿村(読み)おおとのむら

日本歴史地名大系 「大殿村」の解説

大殿村
おおとのむら

[現在地名]上那賀町大殿

御所谷ごしよだに村の北、那賀川に支流じようだに川が合流する地点に位置する。北は那賀郡坂州さかしゆう(現木沢村)海部かいふ郡に属し、平谷ひらだに村の枝村。正保国絵図に「木頭之内大殿村」とみえる。寛文四年(一六六四)の郷村高辻帳では海部郡の木頭きとう(現木頭村・上那賀町)の枝村として村名がみえる。文化一〇年(一八一三)の高都帳では平谷村のうちに大殿村がみえ高一一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android