デジタル大辞泉プラス 「大江健三郎賞」の解説 大江健三郎賞 日本の文学賞のひとつ。講談社の創業100周年と、ノーベル賞作家の大江健三郎の作家生活50周年を記念して創設。同社が主催、大江が選考委員をつとめるという形で、前年度に刊行された書籍の中から大江が“文学の言葉”としての可能性・成果を認めた作品を選出。受賞作は英・仏・独語のいずれかに翻訳され、世界で刊行されるという珍しい賞だった。2007年発表の第1回受賞作は長嶋有「夕子ちゃんの近道」。第8回で終了。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報